もう何か月前に書いたかもわからないくらいご無沙汰です。
ご無沙汰に罪悪感がなくなってきたので本当にどうしようもないですね…すみません。

今年も秋M3にお席を頂けましたので参加いたします。
【第一展示場　R-04a】サークル：夢追人
今回も私（涼椰）と裏方の二人参加の予定です。

新譜「Tir Na Nog」を持参しますー。
こちらはprojectSAMの音源Luminaを手に入れ、調子に乗って壮大系、でも民族な、
でもケルトな曲集が作りたいと思って仕上がったものです。
一番はじめの構想はとにかく緑系のジャケットイラストにしたい、というものでした。
なのでLuminaを使って初めて作ったケルティックな曲にGreenlandという名前をつけました。
丁寧にプロットをたてて作品を作られる方々の足元にも及ばない、安直すぎる構成で…
イメージしとしては一曲一曲に重みがある曲というより、
ひとつの映像作品のサントラを作るようなイメージで制作しました。
なので、今までの作品とは趣向が違うかなと思います。
（制作途中でHotaru(SoundCloud公開中）作ったりして、やっぱりあんな感じの曲が恋しくなったので、冬コミはそんな路線に戻ると思います…）

自分の最大の欠点として雑なところがあり、
痛いほどよくわかっているのですが、
今回は同人とはいえ妥協せずに丁寧に、雑になりきらないように気をつけて作りました。
なのでクオンタイズの調整にものっすごい労力を使いました…
クオンタイズを綺麗に揃えて、
生の音のように聴かせるクリエイターの方々には本当に敬意を覚えます…
雑も味だよ、は今回の制作から除いたのですが、でもやっぱり残ってる…みたいな感じで…力不足を感じる。
イベントの前後は色々な方の新譜の音源が出てくるので、もううわっすげっうわっの繰り返しで
自分のCD引っ込めたくなるのですが、今回もまさにそんな感じです…
とくに今回はMIX！Luminaの癖のある音、ザビるのでもう本当力不足でした。
また色々研究します。


そして今回のM3は二つの作品に参加させて頂いております。

一つはプロヴァイオリニストの松本一策様主催「いっさくこんぴ」
全曲松本さんの演奏したヴァイオリンを収録しているという、
なんともおいしすぎるアルバムです。
これ同人でいいんですかね、みたいなクオリティというかヴァイオリンです。
参加者も豪華で、これはもう今回のM3新譜作品の目玉トップ5には必ず入るかと思います。
ディスク2枚に及ぶ作品で、ジャンルもクラシカルなもの、ロックなもの、民族音楽系のもの、歌もの、ジャズ、ヒーリングやもう本当多彩です。
私はディスク2のtrack11「Inspirare」で参加させて頂いております。
アフリカの打楽器とケルティックな楽器や雰囲気でアフリカンケルトな曲です。
（アフリカンケルト、造語ですが提唱していきたいと思います）
今回、ヴァイオリンを録音して頂いた後に作ってあった音源では足りないな違うな、と感じたので大分手を入れ直して完成させました。
ソロヴァイオリンがメインで入るとやっぱりそれ一本で音楽が完成してしまうパワーがあるので、余計なことしないほうがいいなという感じで音数をガガっと減らしてライブ感を強く出しました。
なかなか良い作品に仕上がったと思いますので、ぜひCDお手に取ってください。
（もちろん松本さんのヴァイオリンパワーのおかげです！）
ほかの方の参加作品も、ほんっとうにやばいです。
私、保存用に2枚買おうかな、と思ってます（笑）


長くなりましたが、もう一つの参加作品はまだ情報が公開されてないので
また後日紹介させていただきますね。
参加させて頂いた作品は歌ものです。
こちらもマスタリングデータ頂いて、ものっすごい感動する仕上がりになっているので
ぜひご期待ください。

では！おやすみなさい。